ARIA the ORIGINATION

　1期、2期と緩やかな日常や出会いを描いていたのに対し、3期は別れ、卒業といったテーマが主題。途中まではいろんな日常や出会いを描いていたが、アリスがシングル飛ばしていきなりプリマになったのを皮切りに、藍華が、そして灯里がそれぞれ師匠の手を離れ、一人前のプリマとなっていく
　3人とも卒業試験はとてもぐっとくるお話だったんだけど、やっぱり最後の灯里の話が一番だった。1期のふらふらしてた灯里がここまでなったかーと感慨深い。そしてそれと同時にアリシアさんの引退の話になり驚き。しかも結婚まで。そんなそぶり一切なかったような…？
　いつも明るく笑顔の灯里が見せた泣き顔と、つられて泣き出すアリシアさんのシーンであやうくもらい泣きしかける。最後の引退式もよかった…。
　EDはウンディーネ。ここでこの曲流すかー！ってなった。最高だ。そしてEDの後、大人びた灯里の後ろ姿と、２階から降りてくるアイちゃんの姿。制服を着たアイちゃんの姿を微笑んで見つめる灯里を映し、お話は終わり。だいたい数年後の世界かな？アイちゃんがアリアカンパニーに入社したのは映画の予告映像で知っていたので驚きはなかった。これ前情報無しで見たかったなー…残念。アイちゃんはずっとアクアに来たい、ウンディーネになりたいと言ってた気がするので、念願かなってということか
　お話としては本当に綺麗に終わったと思う。途中の異世界へ迷い込むお話がどうも好きになれなかったのを除けばどのお話も少しずつ感動があって見ていて楽しかった。温かいアニメだった
　明日は劇場版を見に行く。アイちゃんがいる一方でシングルの灯里がいたりするので時系列バラバラの話が３本という構成だろうか。楽しみだ
　地元のツタヤにARIA関連のCDほとんどおいてなかった。好きになるのが遅すぎた…