四季折々

体験した作品の備忘録

4月は君の嘘

 映画予告で気になってアニメ全話一気に視聴
 泣ける、感動の触れ込みは目にしたものの内容は一切知らなかったので、一話見た感想が音楽物なのかーなレベルだった。序盤から露骨に見せてくるかをりの死亡フラグに身構えていたので最終話は泣くまではいかなかったが、凄い喪失感だった。だんだん薄くなっていく髪の色と白くなっていく肌とで、手術断行を決めるシーンですら「あぁこれ死ぬだろうな…」って思ってたからね。それでもワンチャンとか思ってたけど、尺の都合か原作からかすごくあっさり死んでてビビった。墓前で2,3描写されただけって。まぁそのあとの手紙で十分だったのかな。タイトルの意味もここで明かされた
 とはいえ一番グッと来たのはかをりとのシーンではなく実は13話だったりする。今までさんざん冷酷で息子を道具としてしか見ていないような描写をされ続けた母親の真意と、主人公の成長とでもうね
 感動感動との触れ込みだけど、普通にそれ以外の要素も面白く、音楽物、青春物としても良かったんじゃないだろうか。成長していくキャラを見るのが楽しかった