四季折々

体験した作品の備忘録

終わる世界とバースデイ Cassandra Syndrome (2)

 予言を防げなかった一行に新たな予言がなされる。「マンションで男女二人が焼死」ということで、前回の予言の超常っぷりにもうこれ無理でしょと主人公がいい、対策協議会は解散することに。実際には仲間を巻き込みたくない、入莉だけに集中したいということらしいが、確かに無理っすよなぁ
 それからは学校にも行かず入莉と爛れた生活を送る主人公であったが、焼死予言当日織塚の見舞いに行くと、織塚が意識を取り戻し、それと同時になぜか入莉も主人公を兄ではなくカズくんであると正しく認識できるようになった。しかしそれと同時に今まで一緒にいた兄はどこだとさまよう入莉は一人でどこかへと姿をくらます。そこで人違いで声をかけた入莉似の女性からタクシィに乗ってどこかへ向かったと聞いた主人公は、兄を探しに今まで住んでいたマンションに向かったのだと推測。これじゃ予言に巻き込まれると慌てて後を追う主人公だが、案の定マンションは絶賛出火中で、入莉を助けるためにマンションに突入。最終的にはナルの助言通り屋上まで逃げ、下で布を広げて待ってくれていた協議会の皆を信じて二人で飛び降りて無事生還したのだった。このシーンのCG、地面と布の間隔が狭すぎてどう考えても地面に直撃だろとか飛び降りるにしても頭からじゃなくて足から行けよとかツッコミどころ満載なんだけど、下で待ってる仲間ってのは予想できてもやっぱりいいもんだった
 予言から無事逃れた二人はトウヤの墓参りに行く。そこで病院で出会った入莉似の謎の女性と再開するのだが、彼女の友人の死とトウヤの死に共通点が多すぎると思った主人公が嫌な予感を覚えつつ入莉の方を振り返ると、彼女は姿を消していた。慌てて向き直ると謎の女性も姿を消していた。そしてトウヤの名前が刻まれていたはずの墓石には入莉の名前が刻まれていた。最後はカサンドラが突然2年前のバイク事故についてレスして終わり――
 さっぱりわけがわからねぇ。ノーマルエンドと同じく何も謎が明かされないエンドだった。伏線だったりするんだろうか。全部知ってから読み返すとこういうことだったのかーみたいな。これはもうtrue endいかないと何一つわからないやつですな。個別はそのキャラを掘り下げるだけなのだろうか
 こうなったらどんどん進めて真相解明しますよー