四季折々

体験した作品の備忘録

終わる世界とバースデイ Reverse End (2)

 1の世界はそもそも入莉の人工意識体をより完成に近づけるため、よりリアルな経験をさせる実験で、その世界に関わる100名のテストプレイヤなどどうでもいいという陶也に、2012の記憶しかない主人公は反発。陶也はお前は変わったなと言い、翌日の24時にこの世界をリセットすることを宣言。その場から消え去る
 残された二人は、次の世界の自分たちに真実を託すため、真相をつづったタイムカプセルを残すことに。ナルいわくタイムカプセルの一件からこの世界は地中だけはリセットされずに残り続けるのではないかとのこと
 手紙を書き終え翌日、世界が終わる前に何かしたいことはないかと聞く主人公に、郁と三人で海に行きたいというナル。郁を病院から連れ出し、タイムカプセルに手紙を入れ海に向かうも、道の先が真っ黒い空間となっていた。投げ込んだ石が消滅したのを見て回り道するも、街を中心に暗黒が狭まってきていて、海には行けず。結局三人で河原に行くことに
 河原にて郁への謝罪の言葉を漏らすナルの前に半透明の郁が現れそんなことないよという。ここが一番謎なんだけど、2012.9.28~2022.9の間は植物人間だからその間の疑似現実である3の世界では植物人間だけど、1の世界では現実で事故を迎える前の日付の間はなんとか活動していて、今回は1の世界の記憶をベースに強引に自身をかたどっているらしい。つまりどういうことだってばよ。まぁ1で突然消え去った理由はわかったけど。ともかく半透明の郁が主人公にお姉ちゃんをこの世界から救い出してくださいと言い消え去り、ナルの慟哭で終了。これpastと同じじゃねと思ったらエンディング後にも続きがあった
 世界終了5分前、河原で過ごす三人。今言ってもしょうがないんだけどと前置きしつつ、次の世界の自分が主人公を信じるかどうかはわからないけど、もし皆が敵に回っても入莉だけは味方のはずだから、最後まで諦めないでとナルがいう。頑張るよと決意表明する主人公。そして0時を迎え、世界がリセットされる
 まぁかなり種明かしされて、要するに疑似現実内でのループものだったということが判明したんだけど、ややこしい真実をまとめて一気に流されたから理解が追い付かない。それとじゃあ9/29でリセットされてるはずなのに9/30以降を繰り返しているI Am Legendはなんだったんだとかカサンドラってなんだったんだとか予言が外れたり当たったりしたのはなんだったんだとか郁をひき殺しかけた陶也はなんだったんだとかわからないことはまだまだ山積みなので、ラストエピソード「Happy Birthday」「Epilogue」を続けてやっていきましょう