四季折々

体験した作品の備忘録

終わる世界とバースデイ おまけ

 After17th
 I Am Legendの織塚視点。このルートの9/30以降は本来29で終わるはずだったのにバグで終わらなかった周回。タイトル通りすでに17回このバグを経験している織塚は、バグを直す役割を担っている。この世界には織塚と主人公しかいなく、最初の周回でいろいろ試すもすぐに主人公が死んでしまう展開があったので、少しでも主人公と入られる時間を延ばすため、織塚は全く同じ言動を繰り返し主人公の行動を固定している
 この世界はどうあがいても2日で終わってしまう。そんな世界でも織塚は少しでも主人公に笑ってほしいと思い、入莉たちのいる世界よりもテンションを上げておかしな言動をしている。こっち視点で見ると本当にけなげだな…。本降りの雨は残り時間が一日を切ったことを示すシグナルで、雨が上がり雪が降るのは終わりのシグナル。タワーのスイッチを押すことでこの世界を終わらせ、再び9/1から始める。押さないと織塚の記憶ごと強制的に初期化されてしまうので、押さざるを得ない織塚。主人公を好きになるのはしょうがないという発言は、入莉の代用品である織塚の心は入莉と同じで、当然入莉の好きな人を好きになるということらしい。別れを告げタワーへ向かう織塚。今までは主人公は呆然と立ち尽くすだけだったが、この周回では主人公が引き留めた。それでも主人公を振り払い、スイッチを押す織塚。いつか織塚タイムが来るのだろうかというモノローグで終わり。結論から言うと織塚タイムはおまけで来るんだよな。しかし何が悲しいってこの織塚のほんの些細な楽しみですら本編ラストで凍結されて消え去ったんだよな。ほんとうに織塚ェ…
 織塚Extra
 29回目のループ。いつものようにおちゃらけた誘惑をする織塚だったが、今までだったら風呂に入らず寝ていた主人公がシャワーを浴びるという。違った展開についに織塚タイムかと期待する織塚。一方風呂場に行った主人公は、冷たいシャワーが温かくなり始めたことを疑問に思い目を開けると、半壊した世界だったはずなのに突然綺麗な風呂場になっていたことに気付く。が、特に気にせず受け入れる。おまけシナリオらしいメタ投げやり何でもあり感がいいね。ここで織塚が自作のセクシー下着で突入してくるんだけど、この下着、思わずひっでぇな…とつぶやいてしまう代物だった。しかし普段エロシーン全部飛ばしてるけど、織塚だけは不憫で飛ばせなかった。だって織塚が報われてるの本当にここだけだし…最後は次週以降これを固定して恒例としようと決意する織塚を映し終わり。まぁ本編ラストで(ry
 イリ(入莉?)Extra
 2012の疑似世界、目を覚ました主人公の前に当然のようにいる陶也。本編終了後ということで露骨なメタネタ突っ込む陶也いわく入莉が人気投票一位だったから追加シナリオだー!ということらしく、主人公に疑似現実だからどんなシチュエーションでも望めば可能と囁く。躊躇う主人公をよそに新婚さんプレイがしたいという入莉。その要望を聞き入れ疑似現実の再構築スタート。入莉が裸エプロンで出迎えるという始まり方だった。寒そう。二人でいちゃこらしたあと、出てきた陶也の質問に、もうちょっとこのままでもいいかな…と返す主人公。本編でも入莉を裸エプロンにしておけば主人公を骨抜きにできた可能性が…?