四季折々

体験した作品の備忘録

きんいろモザイク Pretty Days

 

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 というわけで見てきた。最初のテンションはあんな日常物が映画ねぇ、まぁきんモザだし見に行くかー程度だったんだけど、いや、いってよかった。思ってたよりはるかに素晴らしかった
 今回は綾を主軸に話が展開。陽子と忍が小学校時代からの友人なのに対し、中学校から友人になったため、時々出る「昔は~」「小学生のころは~」という言葉に過敏に反応してしまい、小学校時代からの付き合いでもなく、金髪でもないから、自分が思うほど忍は自分を特別な友人とは思っていないのかもしれないとまで悩みだす。本編でさんざんいちゃついといて何言ってんだって感じだけど、綾だからしょうがない
 そんな中カレンとアリスが忍はどうやって高校に入ったんだという質問をして、3人の受験話が始まる。絶望的な学力の陽子と忍に勉強を教えたり、3人で高校見学に行ったり、いろいろあって綾が合格した第一志望校を蹴って2人と同じ学校に決めたりと、これ本当に素晴らしくて、横の人がすすり泣き出してるのをうるさいなと思いつつまぁわからんでもないと堪忍したほどだった。やっぱ…この3人の、友情は…最高やな!
 この回想でもうすっかり終わった気でいたんだけどそのあとは文化祭開始。序盤から準備してて話の本筋なんだけど、完全に忘れてた。忍が脚本、カレンとモブが主役、綾が演技指導なのだが、話の都合上モブが当然のように風邪をひき、綾が代役に。しかし緊張しつつもセリフは覚えてる綾に対し緊張で何一つ思い出せないカレンがアドリブを開始し、一同硬直。助け舟として観客席の烏丸先生、アリス、陽子が舞台に乗り込み、アドリブと同時進行で忍が脚本を書くというなかなかすごいことに。でも姫の恰好した綾が陽子に手を差し出すとことかもうすごかった
 公式サイトに今回は真面目な要素もありますと書いてある通り、いろいろシリアスめいたところもあったけど、雰囲気自体はいつものきんモザだった。というか上でぐちゃぐちゃ書いたけど正直スクリーンと映画館のスピーカできんモザが見られるだけで十分すぎる価値だった。配布の色紙も可愛かったし、本当に来週も行くか悩むな…